日々、考える。日常。

物書きをしてゆきたいカワスミが、日々考えたことをストックするためのブログです。

茨城県の犬猫殺処分や、東京の猫に対する助成について

杉本彩氏のブログが非常に心に刺さった。杉本彩氏は毛皮反対でヌードになっていたり、とにかくかっこいい。このような貴重で影響力の大きな活動を続けていらっしゃること、心から尊敬する。
http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-11887727713.html?frm_src=favoritemail


実は、私自身動物の命に関して、そこまで例えばTwitterなどで「猫拾いました!飼い主募集!」をリツイートするほど熱を持っていない。それはほとんどペットを飼ってきてこなかったこれまでの人生にも影響された感じ方なので、愛犬家愛猫家の方、憤慨されたらひたすら申し訳ないと思う。

猫に関してはやはり中川翔子氏のTwitterにはひたすら頭が下がる思いだ。猫を愛する方は、中野ブロードウェイの彼女のプロデュースしたお店mmtsにぜひ足を運んでいただきたい。猫への愛情が心から感じられる空間になっている。

また、私自身ドッグカフェで癒されることが多く、ドッグセラピーは実際に効果があると思っている。どれだけ福祉施設などで実現されているか今後実現されるか、興味があるので追いたい。
 
…ただし(私の動物に関する感じ方はさておいて)、野良猫や野良犬をただ放置するだけで生じてしまう人間の住環境の悪化や、杉本氏が言及している通り、殺処分されている方の精神的苦痛はいかばかりかと思うと、胸が苦しくなる。結局はそう考えるとヒトの問題なのだ。

 

橋本県知事、なんとかしてほしい。私の実家では小さな頃ウサギを野犬に噛み殺されたことがある。無惨だった。また、農家の広い庭先に寄ってくる野良猫も多い。田舎の野良犬は、マジで怖いので近寄りたくない。農作物への影響もあるのではないか。そう考えると放置することは非常に好ましくない。せめて去勢などに予算を投入してはいかがか。

また私の地元の茨城町では近年、イノシシの出現が防災速報で何度も流れており、この退治や、遭遇したときに関する具体的な啓発も急務だと思う。

 

…それから、実は、犬猫愛護、これは選挙や政策で絶対にウケる。実は割とマジョリティにウケるのではないか…という実感がある。今や「市民の生活に根ざした」というようなアピールをするときに、犬猫対策は不可欠!ぐらいに私は考えている(私自身は犬猫がいなくても生きていける…ぐらいの生き方でこれまできたにも関わらず、である。特に無党派層の反響が断然違う、そんな気がする)。ウケを狙う、また、キャラを作る選挙は、日本の民主主義の成長には残念ながら直結しないように思っている。昨今の地方議員のさまざまな醜態から見受けられるように…。しかし、先ほど述べたように犬猫の問題は結局はヒトの問題になる。どうか多くの方にこのことを政策として取り上げていただきたいと願う。
 
東京では千代田区などがいちはやく区民の声を聞き入れ、助成金を出している。助成制度のない区のほうがもはや少数派、きわめて少ない。中野区はこの点を改善し、どうか救われないやせ細った野良猫たちに、彼らなりの幸せのつまった一生を遂げさせてほしい。
http://tukichan.jp/b_contents/josei.html

2014年、これからの僕らの謝罪に、一滴のアートを。

  618日に行われた東京都議会で塩村文夏(あやか)都議に「自分が早く結婚すればいい」などと男性都議がヤジを発した事件が、世間を大きく騒がせました。夕方のテレビでも注目の的。マツコ・デラックス氏は「全部カメラが撮ってるんだから早く出しちゃえばいいのよ!それで誰が言ったかハッキリさせればいいじゃない!」と怒り、北斗晶氏は「まるで子供の学級会みたい」と嘆きます。数日間誰もが名乗り出ないことで問題は波紋を呼び、日本の女性差別について多くの海外メディアが強く批判しました。

 

 結局「自分がヤジを言いました」と名乗り出たのは、ヤジは複数いるとの検証も報道ステーションなどでされる中、鈴木章浩都議ただ一人でした。23日午後、鈴木都議は塩村都議と面会し、謝罪しました。二人をツーショットで映し出すカメラ、深く頭を下げる鈴木都議に浴びせられたフラッシュの大洪水。女性の権利や、地方議員の資質自体が問われる大きな事件となりました。

 

 息をつく間もなく、またもや信じられない謝罪会見を私たちはテレビやインターネット越しに目にすることとなります。それは、兵庫の野々村竜太郎県議の政務活動費の使途不明問題。71日に、彼はこれまで誰もが見たことのない、まるでふなっしーのように全身全霊で泣き叫ぶ謝罪をカメラの前でやってみせました。あの英国タイムズ紙にまで「フルスロットル謝罪」と題される始末です。インターネットでは支離滅裂な謝罪をアレンジした動画が爆発的にヒットしています。

 

 さて、働くみなさん、ビジネスマンやサラリーマンのみなさん、フルスロットル謝罪、しますか?まるでインターネットで根強い人気を誇る「地獄のミサワ」の漫画みたいですね。いえ、もはや、漫画より笑えることが皮肉にも現実に起こってしまいました。LINEをビジネスで使うユーザーが増えている昨今、LINE株式会社の田端信太郎氏は「LINEスタンプを売るコツはビジネスで使えるものにすること」とクリエイターたちにアドバイスしました。私は、LINEで謝罪するときは「地獄のミサワ」スタンプの土下座ポーズを送ることが多いのですが、鈴木都議(とおぼしき人物の)スタンプや野々村県議(とおぼしき人物の)スタンプ、もしも売り出されたらすぐに買いたいと思います。

  この私たちの何ともモヤモヤする思い、毎晩発泡酒を飲んでもちっともスッキリしない思いに応えてくれる現代アート、なんと、私がこよなく愛する東京カルチャーの聖地、中野ブロードウェイで発見してきました!

  中野ブロードウェイ2階に2013年にオープンして人気の、現代美術家村上隆氏がプロデュースするカフェ「Bar Zingaro(バー・ジンガロ)」で、塩村都議と思われる女性をドットで描いたポートレート作品が628日より展示され、一躍話題となりました。同じものを特に何も説明もつけずにアップロードした村上隆氏のInstagram(インスタグラム)も大人気。お店で配布されたポップなステッカーはすぐになくなってしまった模様です。

  と同時に、中野ブロードウェイ地下1階に店を構える、日本初の3Dプリンター屋「東京メイカー」では、すぐに鈴木都議が深く頭を下げる場面を立体的に仕上げた「謝罪コースター」が作り出されました。店長の中村翼氏曰く「社会問題を真っ先に取り上げる、これこそがアートです!」とのこと。私はその生き様や仕事っぷりにひたすら「あらやだカッコイイ!」とため息しか出ません。Twitter上では「謝罪コースター」の写真に「これがほんとのカタチだけ」との名リプライも出現、「謝罪座布団」の登場が待ち望まれます。

  ビジネスシーンでこれをどう使っていくか、考えてみました。現代をサバイバルするビジネスマンのバッグの底にひとつ、「謝罪コースター」をひそませておく。実にファッショナブルです。仕事でミスをしてしまったら、これらを反面教師として潔く名乗り出て、上司のデスクまで、冷たいアイスコーヒーと「謝罪コースター」をセットで持って向かいましょう。クライアントに弁解せねばならないときも、シャツのポケットにスマートに「謝罪コースター」。白く、薄いので持ち運びにも便利です。商談のカフェですっと取り出す「謝罪コースター」、相手はそのタイムリーさに釘付けです。この際、オリンピック効果で訪れる外国人の方にも「謝罪コースター」で日本茶を出し、おもてなししてしまいましょう。

  もちろん、こんなひみつ道具をあなたが装備できているとしても、けっして謝罪の際に号泣してはいけません、大人のたしなみですから。

f:id:acchonbrico:20140704222139j:plain
 
(あるWebメディアへの応募原稿として書かせていただきました。快くご協力いただいた東京メイカーさんへのアクセスはこちら。http://www.tokyo-maker.com/ほんとうにありがとうございました。)

7/1・中野区議会傍聴レポートその1

行ってきました、3回目。もう割となんとなくわかってきたので、都議会や国会もどんどん見てみたいと思います。人生経験大事すぎです。

しかしまあ、その中でもやはり区議会での一般質問というのは、「何丁目の公園、車いすの人バイクよけの柵で入れないんですけどー?」みたいなのがあって、生活に根ざす部分が多いので、ぜひ全国津々浦々のみなさま、一番小さな自治体、町議会や市議会を一度傍聴してみると色々ためになることもあるかもしれません。

 

さて、2014年7月1日、この日は集団的自衛権閣議決定されると世の中がざわついていた日でした。ブザーが鳴って入ってきた区議たち、会派問わず全体的にリラックス気味、笑い声あふれていました。区議会としては3日目だったので緊張もほぐれてきたのでしょうか。また、この日から区議会に入ることになった新メンバーの副区長を励ますための歓談のように見受けられました。

 

この日は、大内しんご氏(自民)、平山英明氏(公明)、金子洋氏(共産)、中村延子氏(民主)、後藤英之氏(みんな)、北原ともあき氏(自民)の質問でした。途中で外に出てしまったため、もしかするともうひとりいらしたかもしれない…。

 

大内しんご氏(自民)の質問では、西武新宿線の「開かずの踏切」問題や全国学力調査の問題などが挙げられました。

また、何度も繰り返すように書きますが6月8日に行われた中野区長選挙について、「29.49%」という低投票率を、前回は「30.28%」だった、前々回は「27.73%」だった、それは上回った、と主張。(※投票率が低いのはフツーでしょ!的な。)

加えて選挙管理委員会にどのように具体的にケアをしたか、期日前投票の投票所を野方に増やし、周知は未熟だったが投票は多かったとのこと。エジプト・ミャンマーパレスチナコートジボワールなどの方々が視察の一環で今回の中野区の開票を視察して行った(※中野区のfacebookにも記事がありました)。作業効率が非常に良い選挙だった。白紙票は少なかった、と主張。

その他、スポーツによる健康づくり条例について。

 

この質問には区長、教育長、選挙管理委員長が答えました。

選挙管理委員長の発言:

投票率向上・啓発について

・316ヶ所のポスター掲示板に23区で初めてQRコードを導入した

(…と、ややドヤ顔風におっしゃるように聞こえました…そうですか…ほほう、QRコードですか…ちょっとわたくしブフッてなってしまいましてよ。なぜそこで、家の近所のポスター掲示板見て選挙に興味がない人が「あっQRコードあるじゃーん!ナウいじゃーん!あっ撮ってみよー!」ってなるでしょ絶対!って発想になるのかな…まあいいや、アクセスする方法は多いほうがいいにはそりゃ、決まっている。)

(ちなみに中野区の広報Twitterは一度も中野区長選があることについて触れませんでした。今も更新はめったにありません。facebookばかりが更新されてゆきます)

・コンビニのレジ画面にお知らせを表示した

(これも、選挙で盛り上がってた地元民、選挙期間中に「え?コンビニに出てんの?」「出てる出てる私昨日チューハイ買うときタッチするとき見たわ!」「え?マジで?見なくね?そこ酒かタバコ買うとき以外」みたいな反応があったことを私のほうで付け加えさせていただきます…)

・区のfacebookでの周知

(いつも「いいね!」は20〜50程度なのかな…というような印象を受けています。適当な印象ですみません、もし必要なら平均とります。

 どれだけ「中野区役所」に「いいね!」して情報を流れるようにしている区民が多いかも謎…あ、こっちは今調べました、2014年7月4日0時49分現在、1,482「いいね!」です。しかしよりによってまあそのfacebookで…。

 ちなみに、Twitterの東京都中野区のアカウントは、0時50分現在4,221人のフォロワーがいます。なぜ、こちらを使わないのでしょうか…。Twitterでの最新発言は6月1日18時24分、光化学スモッグ注意報が解除された、と発表し、その後もちろん中野区長選挙や、少し大きめの地震や、そしてまたこれが大事なのですが、何度も大雨があり河川の氾濫などが心配されましたが、何も動きがありません。中野区は非常に水に弱い。木造住宅が多いから地震と火事にも弱い。

 防災についてはどうお考えになっているのか、中野区。私はYahoo!の防災アプリをiPhoneに入れているので注意報や警報来たら鳴りますが、それ任せでいいのか。お年寄りはガラケーじゃないのか。Twitterも東京都防災あたりのアカウント任せでいいのか。避難所の周知はTwitterでする気がないのか。真に住民を守るとはどういうことなのか。facebookTwitterもお金かかりません。ほんとうにこれは酷いと思っています。311以降、Twitterの信頼できるアカウントたちは、災害が起きたときの重要な情報源です。)

・中学生が中野駅前で呼びかけし、一部マスコミでとり上げられた

ゆるキャラと一緒にキャンペーンしたものでしょうか。Twitter上では、平日昼間にやられても働いている人は見に行けない、これで投票率上がるのか?など区議も含めて区民から疑問が上がっていました)

その他、期日前投票の人数が増えた、開票作業がなんと77分で正確・効率的に行われた、読み取り機や分類機を活用した、とのこと。

 

大内しんご氏は、この後再登壇しました。淡々と流れるように用意した回答を読むだけの教育委員長に不満があったもよう。大内氏の求めていたものにいまいちフィットしない回答だったのでしょう。何度もチラチラと教育委員長を見ながら再度質問していました。

 

その他、また早足になってしまいますが、次に質問した平山英明氏(公明)の内容が非常に興味深かったです。

・公営・区営住宅のバリアフリー

・新体育館では区内スポーツ団体の意見を取り入れるべき

大和町まちづくり、三大学との協議・共同をスタートすべき

川北町では自動車専用レーンを車道にすべき

・野方(?)には交番がない

 

(↓ここから私が個人的に好きな話ゾーン↓)

・地元企業の発展を目指すべき、人材の育成・支援。職人の不足が問題となっている。国内生産を上げたい。区長の提唱する「ライフサポートビジネス」にも繋がる。

(いま、政府が行っているクールジャパンというプロジェクトで、色々問題になることもありますが、日本の伝統工芸品は本当にすごいということが世界に発信されている。プラダなど、パリコレなどに発信する誰もが知っているモードなブランドは、日本の職人が作った生地を使っているらしいです。それに繋がるようなものがもし、中野であるのならば…いや、普通にたくさんあると思います、町工場。それをぜひ大切にしてほしいものです)

高齢化社会について、高齢者の人口比率を地域ごとに発表。男女別も。(興味深いデータだと思いました。漫才などに喩えるならば、非常に良いツカミだったと思います。まあこのへんは私のようなライター風情でも、一般区民でも、区役所に電話一本かければ教えてくれるデータではあるんですけどね…そこにどれだけ議員ならではのデータを投入するか、が、良い質問かどうかの差らしいよ、って誰かが言ってました)

・事前防災について、「中野区版タイムライン」を策定したい。アメリカではハリケーン対策で作られた「タイムライン」という新しいサービス。ゼロアワー(災害時)までに安全に避難できるようになった。公明党としては日本にタイムラインを導入したい考え。三重県(※県か、その中の市かは今曖昧で申し訳ないです)では既にタイムラインがあり、他にも多くの自治体で検討されている。風水害被害が多いため、中野区版タイムラインを作ってはいかがか。

・中野防災情報メールでは、どれだけ、どんな住民が登録いるか把握しているのか?

(…あ、そんなメールサービス、あったんですね…知らなかった。これ、どのぐらいPRがあるんですかね…。もうなんとなく私の周りのインターネット好きな人々は老いも若きもTwitterかLINE、もしくはfacebookのメッセージで落ち着いてきているので、メール自体使わなくなってきている印象があります。メールはビジネスの場か、未だにガラケー使いたい人か、ぐらいなのでは、という印象。しかし、やはり一人暮らしの高齢者のガラケーの元に防災情報メールが届く、これは何としてでもやり続けるべきです)

・区有のLED街路灯を、防災対策と一緒に5年計画で全て更新すべきだ。特に太陽光パネル設置できる街路灯が必要。

(これはうまい!と思いました。LEDはもちろんエコですから長い目で見たときに人件費も浮きますし、太陽光パネルがついている街路灯があれば、もし停電したときも街は真っ暗になりません。災害予防にもなります。また、大きく世の中を見たときに原子力発電へのカウンターにもなります…そこへの公明党の立場は調査しないままこれ書いちゃってますが…。ぜひこれは実現していただきたい、と思いました)

・その他、Wi-Fiの整備で観光・産業親交、学校支援ボランティアを区内の大学と連携したり教員OBを活用して進めてほしい。豊後高田市を視察してきたところ、土曜を活用して学力向上する取り組みがあった。

・肺炎球菌ワクチンについて、高齢者にとってわかりづらい内容になっているため、告知もイラストを使って高齢者にわかりやすい案内をしてほしい。対象者に個別通知を送り、予診票も同封すべき。23区内で調整して、料金が同額となるようにしてほしい。

 

区長:

・区営住宅の老朽化認識している。バリアフリー化等具体的にしてゆきたい。

・自転車レーンの整備推進していく(川北町大和町など協議していきたい)

・新体育館、事業方針急ぐ。さまざまな競技できるよう、スポーツ団体から意見を聴取する。

大和町まちづくりの会について、より大学と効果的な連携を。特に明治大学とは今後の連携内容について調整したい。その中で大和町についても調整したい。

川北町には何らかの措置が必要。「歩きやすく親しみやすい地域の顔」として整備する。

・自転車レーン、自転車走行空間の整備を促進していく。

・防犯災について、交番や消防署は協議・検討する。

 

続いて副区長(声が小さめで早口だった)が産業振興と区内事業者について回答。次に教育長。

 

教育長:

・ボランティア活動は人数増えている。

・学校支援ボランティアは、人数は目標を上回った。

・学校のニーズを把握し、人数をどこにさくか決める。

(…え?やってないのかよ!人きてんのにやってなかったのかよ!という私のツッコミのメモがここに…)

・ボランティア・コーディネーターの育成につとめる

・区内一部の小学校では放課後に勉強する取り組みがあるので区内全体に広げたい。(と、スラスラ読む)

 

都市基盤部長:

・交通のバリアフリー構想については、ヒアリング、まち歩きをする。

・「タイムライン」については…(※ああ、ここちょっと大事なのにちょっとうまくメモできてない。あとで区のホームページ見てください!すいません!)

ハザードマップなどの広報を進める。

メールマガジンの登録について、個人情報を登録しないシステムなので、区は把握していない。

(※うおおおおおお!IT企業だったら渾身のミスです!!!しかし区だからしょうがない、区だからしょうがないのでしょう…)

・把握していないが、広く利用してもらえるよう広報していく

・街路灯については、日照等条件考慮するが検討したい。

Wi-Fiアンテナの設置は、まずは多様な効果を考えてから設置してまいりたい。

 

その後、都市生活推進室長、保険部長が回答し終了。

 

平山氏の話は聴いていて面白かった。引き込まれるものがあった。さすが公明党、支持者の声を拾えています。それだけに今、今回集団的自衛権公明党がとった行動は非常に私としては非常に残念に思いました。

ここで議会は休憩に入ったので、このブログも休憩に入ります。

中野区議会のヤジと嘲笑のサウンドスケープ

しばらく中野区議会を傍聴するのをトレーニングとして自分に課しています。区長選の結果を忠実に見守りたいし、誰でも行けるので(区民でなくても外国人でも、誰でも!とのこと。今日確認してきました!)。まあ、暇だからなんですが…。今は修行僧のようにとにかくインプットする、アウトプットする期間だと自分に課しています。

それからやはり傍聴すると普段見えないことがたくさん見える気がします。寝ている議員、自分の宿題をやっている議員、関係ない本をずっと読んでいるように見える議員、よく見えます。都議会の一件もあったことですし、ぜひ、会議場内にカメラをたくさん置いて、国会のようにやっていただきたい。うまいことハイライトで編集して、うまく見させてほしい。youtubeよりVineのほうが見やすいように。しかしその編集作業を公正にするのが一苦労ですよね。なかなか、サッカーのようにパブリックビューイングしようぜ!と言っても人は集まらないと思うので。まず、平日昼間というのは大きな痛手です。私も行くことないと思ってました。

サウンドスケープ(音の風景)的に区議会のヤジと嘲笑を採集してきたので全部ここにまとめます。

ちなみに、都議会でのセクハラヤジ事件以降、ヤジの自粛は通達が各会派ある、というような議員のTwitterの発言も確認しています。その上で、これです。まとめます。

もうひとつちなみに、これは私がどの政党を支持するか、ではありません。正直この政党のことも私は好きでない部分が多いし、ヤジする人の気持ちもわからなくもない。面倒くさいので、福祉福祉うるさいって思っちゃう議員の気持ちもまあわからなくはないし。しかし、この政党でなければ地方議会で言えないこともあるのも事実。ときに、結構ここぞ!というタイミングでズバッといいことも言っているので、それもハナから聴く態度がなく、ヤジって嘲笑し倒すのは、民主主義の姿勢としていかがなものかと。税金の使い道としていかがなものかと。非常に感じました。

…えーと、一般質問の内容自体は非常にライトにまとめるようにこれからするので(私が眠る時間がなくなってしまうので…)、すべて音を書き残します。

重要なのは、今日私は5人の方の質問を聴きました。いでい良輔氏(自民)、久保りか氏(公明)、長沢和彦氏(共産)、酒井さくや氏(民主)、石川直行氏(みんな)、以上です。

個人的には酒井氏のいじめ対策とネット依存問題が面白かったですが、ネットの悪い面だけに踏み込んでひたすら10代にネットの時間を減らさせる方向の教育だけでは抜本的な解決にならないのかな、と感じました。そこが踏み込めないし、やはり現区長だと、例えば公立中学校すべてにiPadを配布してデジタルネイティブになるべく教育する…!などということは(非常に叩かれそうな私の…ただの、例えば!というアイディアですが。最近品川女学院が非常に優れているというニュースを目にしました)、まあ予算的にもなんですが、まず発想という地点から非常に難しい。もう、中野区民で子供にそういう最先端の教育を施したい人は私立に入れるしかない、ということは教育に格差が生じてしまうわけでこれはやはり憲法に…となると話が長くなるのでやめます。

で、何が問題かというと、長沢氏の発言においてのみ、非常に咳払いや私語が多かったことです。これは私自身が非常に日本共産党に肩入れが特段あるというわけではないことをあえて書かせてください(消去法で選ぶしかない現状、というのも個人的にはないわけではないですが、今、自分は計画的であるならばオリンピックでガッポリ儲けてほしい、という立場です)。長沢氏のことも特に好き嫌いありません、親交ほぼありません。普通に見て、普通に、「あ、この場所(=区議会)ヤバい…」ってなります。他の人のときはこんなの全然なかった。あ、ちなみにあんまり国会中継とかは普段見てないです、自分、すいません。あと、演奏会など舞台を見に行くことは多いので、咳などを我慢する術は心得ています。それから今日の長沢氏の話で自分が一番よいと感じたところは、認知症対策の部分です、ですがそこを目立たせてピックアップはしません。そのへんを念頭に読んでいただければ、と思います。

何度も書きますが、質問の内容が大事なのではありません。この記事で伝えたいのは、これは人間と人間のコミュニケーションなのか、人が話を聴く姿勢として(しかもその時間に税金を投入して…ということを考えると非常に…!)、ということです。何度も書きますが、私が今伝えたいこととして、政策はあまり重要ではありません。

全文を読みたい方は、区報もしくは中野区のホームページからどうぞ!(ここで本日重要なのは原発再稼働および集団的自衛権について区長が諸手をあげて歓迎の姿勢を見せていたことですが、それはあえてここではふれません、明日以降ふれられることでもあるので)

また、先ほど別エントリで区議の様子を写生したものをアップしましたので、あわせてご覧いただければ、より伝わるかもしれません。

では、行きます!

 

【2014年6月30日 長沢和彦氏(日本共産党中野区会議員)の発言】

(要点のみ箇条書きとそこに起こったヤジなど)

・区長の政治姿勢について、区長選の低投票率。区民の信頼が失墜しているのではないでしょうか(笑い声、「区長選をバカにしてるぞ!」)

・区長が絶大な支持を得たとは言い難いと思う(「共産党はなあ…」)

・区長への批判はたいへん大きかった(フフフと笑い)

・是非、実効性のある区政運営を望みます(爆笑。うるさくて次の段落を読み進んでいるにも関わらず長沢氏の声が聞こえないぐらい笑い声が続いた)

 

・消費税増税、我が党は野方商店街振興組合にアンケート調査を行った(咳払いがうるさい、高い女性の咳)

・10%の増税に大して反対の(咳)意思表示をすべきではないですか(小さな笑い)

 

社会保障の大改悪と財政再建について。(女の咳。何度も)

安倍政権骨太の方針で(数人が鼻をかむ。本を読み続ける若手の男性。二人、読み続ける人が並んでいる)

法人税減税により税収額が…(うるさめの咳)

・バラマキ減税をただして、公平・公立な税収確保が必要(もう一度咳、私語)

 

・区長は、「区民から評価・信頼していただいた」と述べた(議員が男女で私語、ニヤニヤ笑っている)

・ホテルの誘致・建設(大きな咳)

都心部で進めようとしているまちづくりの模倣でいいのか(フフフ…と笑い、「オレじゃないよ!」と私語)

・オリンピックに向けて東京都は整備計画を再検討する考えを示した(男性の私語)

・サンプラザ・区役所の解体など新たなハコモノ計画は浪費と環境破壊ではないか(頭をかく、腕をかく人たちが目立つ、腕を組む人が多い)

 

・400億円、区の基金はあるが、区民の所得は下がりっぱなし(咳)

・職員削減による人件費減少もいわれるが…(咳2回)

・基金を全部取り崩せと言っている(男性の私語、反論の様子がうかがえるがうまく聞き取れない)のではない

 

・基本構想について、基本構想の改定や(咳)10か年計画の策定当時の策定当時に言われていたロジックは破綻している(また別の人の声で咳)

 

・次に、原発再稼働に反対する立場でおききします。(男性の咳払い)

・5月に、福井地裁が住民側の訴えを認め(咳、2人)

 

・次に、教育委員会制度の改定についてお尋ねします。(静かでやや長い咳払い)

・国会は「大綱」を定める権限を主張に与え(咳)〜「大綱」は(咳)国の方針を参考にしてつくることになっている

・一方で、首長が「大綱」に(ボールペンを投げ捨てる音)書き込んだことであっても〜

 

集団的自衛権の行使についてうかがいます。(咳払い)

(ある特定の列の数人が並んで、非常に酷い、と私のメモにはあります。人の話を聴く、少なくとも聞く態度ではなかった。そして、首を回す議員、二人並んだ中年男性。)

・反対の意思表示をすべき。(咳払い)

 

・保育の新制度の施行にあたって(咳)

・現在の保育料設定を維持することを求める(咳2回、1人がとても大きな咳を1回した)

・子供に係る日用品や行事参加費などは保護者負担とすることは避けるべき(大きな咳)

・1歳児クラスへの対応(咳)

・以上3点について、答弁を求めます(ここで1人の女性議員が外へスッと出てゆく)

 

・認可保育園を希望しながら入園できなかった子供は635名と昨年より155人も増加(咳2回)

・学校跡などを利用し、認可保育園の増設をはかるべきではないか。(ここでまた1人、男性の議員が端からそっと外へ出てゆく)

 

・学童クラブについて(本を読むのが好きな若手議員、体を崩して新書らしきものを読んでいる)

・学童クラブの広さを「1人当たり1.65㎡以上」(短い咳)の最低ラインを超える広さを確保(大きな咳)

 

文部科学省の推進する「放課後子供教室」と厚生労働省が推進する学童保育の「一体型を中心とした放課後児童クラブ・放課後子供教室の計画的な整備が必要との考えが示され(出ていった男性が戻ってきた、咳3回)

・学童クラブは「専用室」「専任指導員」「入所申し込みして毎日利用する子供たち」という3点が保障されなければ役割が果たせない(カチカチと「内職」をするボールペンのノック音が連続し非常に耳障り)

 

・(子育てに関する施行時期の見直しで)新制度の拙速な実施の中止を求める声も広がっている(咳払い、高年男性、自分のスケジュール帳をじっと眺めている。やおらボールペンでスケジュール帳に書き物をはじめる)

 

生活保護について、国会で激しい追及があり、パブコメ厚生労働省に集中。(2,3回ほどボールペンをカチカチする音の連続)

・高校生のアルバイト収入の取り扱いがかわった。進学、自動車免許の取得経費、転居の場合の費用(カチッと音)、貸付金の償還金が収入認定除外になった(大きな咳2回、男性の声)

・進学の支援に対していっそう力を入れるべきでは(カチッと音)

 

生活保護引き下げに連動した就学援助への影響についてうかがいます(カチッと音、3回。「内職」している議員から)

・就学援助児童生徒は何人いたのか。うかがいます(外に出ていった女性、ここで戻ってくる)

・都内で影響回避の措置を講じなかったのは中野区だけです(目立つ咳を男女2人が発した)

 

日本共産党都議団の「就学援助の消費税増税への対応について」の調査で、23区と支部それぞれの(女性の咳)6月10日時点での対応が明らかとなった。

・市部は国の示したとおりに上乗せしている自治体が多いことがわかったが(女性の咳、2回)〜

・国は「消費税増税等を踏まえ、平成25年度に比べ(小さな咳2回)、単価を増額することとしている費目が(ある)」としている

・国の単価増額にならい(咳)、準要保護世帯の就学援助の(別の人物の咳)費目についても増額すべきではありませんか。うかがいます(カチッ)

 

・高齢者の(大きな咳)福祉・住まいの背策について

介護保険の改悪により〜保険給付による訪問・通所介護はやめるかわりに(カチッ)

 

認知症の症状が疑われる方〜の生活全体を視野に入れた援助は困難。家族の負担も増大(カチッ)しかねません。

認知症の方は初期の対応がとても大事だと(カチッと鳴らす人物。そして自分のメモを見ている)

 

・2011年に成立した「高齢者の居住安定確保法改正」によって〜(カチッ)「サービス付高齢者住宅」として〜制度が創設された。

・中野区においても誘導をはかってはいかがか

 

・住まいの貧困化

・民営借家に住む最低居住水準未満の世帯の状況は(ドンッと机を蹴る音)〜平成20年では2,700世帯(咳払い)

 

・「脱法ハウス」「貧困ビジネス

f:id:acchonbrico:20140701030734j:plain

西武新宿線連続立体事業について

・すべての質問を終わります。

f:id:acchonbrico:20140701030754j:plain

共産党のブロックやその後ろのブロックのみ拍手、小さな咳払い)

 

以上です。

官邸前デモをデッサンしてきました

官邸前ついに行ってきました。デモも音も苦手なのですが、今日だけは行かねばと。意外と思ってたより、全然内輪っぽくなくて面白かった。私の嫌いなデモっぽさってあんまりなかったのかもしれない。ただ、ほんとうに音が苦手で、太鼓とかのリズム感にもいちいち反応してしまうから、行けるのはピンポイントで。こっちはだいたい時系列で載せた。

 
f:id:acchonbrico:20140701015813j:plainf:id:acchonbrico:20140701015802j:plainf:id:acchonbrico:20140701015749j:plainf:id:acchonbrico:20140701015737j:plainf:id:acchonbrico:20140701015724j:plainf:id:acchonbrico:20140701015709j:plainf:id:acchonbrico:20140701015613j:plainf:id:acchonbrico:20140701015601j:plainf:id:acchonbrico:20140701015548j:plainf:id:acchonbrico:20140701015517j:plainf:id:acchonbrico:20140701015502j:plainf:id:acchonbrico:20140701015449j:plainf:id:acchonbrico:20140701015439j:plainf:id:acchonbrico:20140701015425j:plainf:id:acchonbrico:20140701015414j:plainf:id:acchonbrico:20140701015402j:plain

中野区議会をデッサンしてきました

傍聴席にカメラ持ち込んだらNGなので、写生してきました。あっ時系列逆になった。ずっと本読んでる人がいて、漫画喫茶なのかな?と思いました。

 
f:id:acchonbrico:20140701014808j:plainf:id:acchonbrico:20140701014750j:plainf:id:acchonbrico:20140701014727j:plainf:id:acchonbrico:20140701014716j:plainf:id:acchonbrico:20140701014706j:plainf:id:acchonbrico:20140701014655j:plainf:id:acchonbrico:20140701014629j:plainf:id:acchonbrico:20140701014644j:plain